@article{oai:iput-o.repo.nii.ac.jp:02000059, author = {李 春美}, journal = {ダイナミック・クリエイティブ・ナレッジ, Dynamic Creative Knowledge}, month = {Mar}, note = {王政復古期以降のシェイクスピア改作に焦点が集まる中,散文形式による改作は等閑視されてきた.本論文は,文人としての名声を未だ獲得できずにいたチャールズ・ラムが「文学的変装遊戯」の延長上で『シェイクスピア物語』(1807)の6 つの悲劇を書いた可能性に着目し,後の「シェイクスピア悲劇論」(1811)においても取り上げられた劇の1 つであり,シェイクスピア劇の中で最も長い悲劇であるがゆえに,紙幅上大胆な削除を余儀なくされた『ハムレット』の「要約」(abridgment)を検証する.特に,本論文は,「要約」においてチャールズが生み出した創造的な物語言説に注目し,読書を通して若い読者に文学的体験を手ほどきするというチャールズの「新しい」創造的アプローチを再評価する試みである.}, pages = {5--18}, title = {若い読者のための要約版『ハムレット』―『シェイクスピア物語』におけるチャールズ・ラムの創造的アプローチ―}, volume = {2}, year = {2024} }